国際結婚のビザの必要書類

申請人(外国籍の方)が現在すでに日本にいる場合の必要書類について。
現在すでに日本にいるということは就労ビザなど他の在留資格を持って滞在していると思われます。
ですのでこの際に取得するビザは「日本人の配偶者等」と呼ばれるものになります。
必要な手続きは「在留資格変更許可申請」にあたります。

申請のポイント

1. 結婚の信ぴょう性(偽装結婚などでないこと)
2. 夫婦が日本で暮らすための安定した収入基盤があるか
3. 素行が不良でないこと

上記の3点が審査のポイントとなっています。
これらをご自身の状況を踏まえて書類を揃え、証明していく必要があります。

必要書類

1. 在留資格変更許可申請書 1通
2. 写真(4cm×3cm) 1葉
3. 配偶者(日本人)の戸籍謄本 1通
   ※婚姻事実がわかる記載があるもの
4. 申請人の母国の機関から発行された結婚証明書 1通
   ※申請人の国籍が中国・台湾等で戸籍謄本がある場合はそちらでも可
5. 日本での滞在費用を証明する資料
   • 配偶者(日本人)の直近１年間の住民税の課税証明書および納税証明書 1通
   • 上記が用意できない場合、以下のいずれか
     • 預金通帳の写し 適宜
     • 雇用予定証明書や内定通知書 適宜
     • 上記に準ずるもの
6. 配偶者の身元保証書
7. 配偶者(日本人)の世帯全員の記載のある住民票の写し 1通
8. 質問書
9. 夫婦間の交流が確認できる資料
   • 写真など
   • その他メールやLINEなど夫婦のやり取りの履歴
10. パスポート
11. 在留カード

必要に応じて揃えた方が良い書類

1. 日本語試験合格証のコピー
2. 履歴書
3. 扶養者の在職証明書や預金残高証明書、源泉徴収票など
4. 自宅の登記事項証明書(もしくは賃貸契約書)
5. 自宅の写真や地図
6. 親族・知人の上申書
7. 外国人の母国から発行された無犯罪証明書

※上記はあくまでも一例です。ケースによって必要なものは異なります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は現在すでに他のビザで日本国に滞在している方の配偶者ビザへの在留資格変更の書類に関して解説いたしました。
不明な点は当事務所にお問合せ・ご相談ください。

お問合せ・ご相談はこちら