配偶者ビザの身元保証書の書き方
配偶者ビザ「日本人の配偶者等」を申請する際には「身元保証書」というものを記入し、提出しなければなりません。
その身元保証書の書き方について解説いたします。
目次
身元保証書とは?
「日本人の配偶者等」の申請の際には、身元保証人をたてる必要があります。
基本的には配偶者(日本人)が身元保証人になります。
身元保証人は、申請人(外国人)について、以下を保証します。
- 滞在費
- 帰国旅費
- 法令順守
保証するのはあくまでも道義的な責任であり法的な責任ではありません。
仮に、身元保証をした外国人が問題を起こしてしまったとしても、起きた問題に対する賠償責任等は負いません。
ケースによっては配偶者のみではなく、その親族にもなっていただく必要がありますので、その際にはきちんと説明しましょう。
身元保証書の書き方
- 年月日
作成(記入)した日付を記入します。 - 国籍・地域
申請人(外国人)の国籍を記入します。
※漢字やカタカナでの表記にて記入でOKです。 - 氏名
申請人(外国人)のお名前
※パスポートの記載の通りのローマ字にて記入します。 - 身元保証人の氏名
身元保証人となる配偶者(日本人)の名前
※その他の項目は手書き以外も可ですが、この部分のみ自筆にて記入します。 - 住所・TEL
身元保証人となる配偶者(日本人)の住所と電話番号を記入します。
※固定電話がなければ携帯電話番号でもOKです。 - 職業(勤務先)
会社員であれば「会社員(株式会社〇〇〇商事)」のように記入してください。
個人事業主・無職などの場合はその通りに記入します。 - 被保証人との関係
被保証人=保証される人(外国人)ですので、「夫」や「妻」等と記入します。
どこで入手する?
身元保証書は指定のフォーマットがあります。
こちらは現在(令和4年)のものです。
※指定フォーマットは変わる場合があります。
出入国在留管理庁のHPからもダウンロードできます。
トップページ→各種手続→在留資格から探す→在留資格「日本人の配偶者等」とすすんでいって下さい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
身元保証書のフォーマットは記入する項目は多くないため、特に例外やレアケースでない限り記入自体は難しいものではありません。
しかし、身元保証人には「安定した経済基盤」があるか?などが問われますので、会社員で年収もきちんとあるという場合は問題ありませんが「収入が低い」「無職である」「直近まで海外に在住しており納税証明書が取得できない」等のケースでは、その他の資料の収集や作成に戸惑ってしまう方もいらっしゃるかと思います。
現在の申請人と配偶者の状況にて、申請するのが不安な方は当事務所へご相談ください。